FX初心者のための基本
「FX初心者のための入門マニュアル」では、FX初心者のために取引のやり方を基本からやさしく解説しています!
あなたにピッタリのFX取引会社の選び方もあるので、ぜひ参考にしてください。
計画的に目標を決める
FXでは、レバレッジを効かせて元手の何倍もの取引をすることができます。
運次第では、少ない元手で短期間のうちに資産を増やすことが可能。
しかし、それが本当にできるのは、FXや経済の知識が豊富にあり、運が強いごく一部の人のみ。
FX取引で初心者がいきなり成功する可能性は、ほぼゼロです。
最初から大きな目標は立てずに、月5パーセント、月10パーセントと現実的な目標を決めてから始めるようにしましょう。
稼いだ額が少なくても複利で運用していけば、結果的には大きな金額になるのですから。
安くても買わない
昨日より安くなると、FX初心者は喜んで買ってしまうケースが多くなっています。
しかし、投資は買い物とは違うので「安いから買う」というのは間違い。
為替市場では、下がったらもっと下がる、上がったらもっと上がる、と考えた方が正解なのです。
損をしないためにも、チャートをよく見てトレンドを把握しておきましょう。
デモ口座
FX取引を始めるためには、決済方法をきちんと確認しておく必要があります。
いきなり買っても、決済方法を調べているうちに、売りタイミングを逃して損をする可能性が十分にあります。
そのため、FX取引会社のデモ口座できちんと操作方法を確認しておきましょう。
売って買う、という一通りの操作を確認してから、自分のお金で取引を開始することが大切です。
ナンピン買いはしない
FX初心者は、ナンピン買いはしない方が無難です。
相場が下がった場合、さらに買い増して平均購入単価を下げるのがナンピン買いの狙いですが、保有ポジションは2倍になるのでリスクも2倍になります。
初心者は、下がったらポジションを一旦精算して損を確定させて、上がると思った時に再度買ったほうが良いでしょう。
ナンピン買いが許されるのは上級者だけ、と覚えておくように!
きちんと分析する
自分の思ったように相場が動かない場合は、どんなに神様に祈っても思い通りにはなりません。
それに、初心者の場合は損をしてしまうと、冷静な判断もできなくなります。
こんな場合は焦ったりせずに、頭を真っ白にして分析をやり直しましょう。
冷静に考えるクセをつけておけば、中級者、上級者になっても安心して取引ができるようになります。
負けを小さくする
プロの投資家でも、100パーセント勝つことは不可能です。
それに、どんなに勝率が高くても、利益がなければ意味がありません。
最終的な目標は、元手を増やすこと。
例えば勝率4割でも、負けを小さくすれば勝てます。
早めに損切りをして負けた時の打撃を小さくして、勝った時の利益を伸ばすことが大切です。
ポジポジ病
FX取引に慣れてくると、ポジポジ病にかかりやすくなってしまいます。
ポジポジ病とは、ポジションを持っていないと不安になり、エントリーしてしまう、という病気。
この病気に感染すると、もし相場が動いたらどうしよう、チャンスが無駄になる、と自分勝手に分析してエントリしてしまうのです。
本来なら入らないような局面でもエントリーしてしまうため、これで勝てる人はほとんどいません。
時には我慢することも必要になってきます。
損切りは必ず行う
FXをやるなら、必ず損切りを行いましょう!
損切りをすることは、絶対のルールとして取り入れておく必要があります。
エントリーする時には損切りポイントを決めておきましょう。
また、席を離れる時には、必ず損切り注文を入れておくこと!
「少しだから」と席を離れてしまうと、思わぬ痛い目に遭う可能性もあります。
指標の発表、要人の発言などで、相場が急変することもあるのです。
損切りが苦手な場合は、まずはデモ口座で慣れてから、リアルマネーで取引しましょう。
資金管理
資金管理やトレード枚数は、きちんと把握しておきましょう。
トレード枚数が2倍になれば、リスクも2倍になります。
儲けることばかり考えて枚数を増やすと、その分リスクは高まるのです。
損失幅やトレードスタイルから、枚数を決めておきましょう。
大負けしない
FXに限らず、投資で資金を増やすには、着実にコツコツと利益を積み重ねる方が有利です。
大負けして元本が大きく減ってしまうと、取り戻すのが大変です。
50パーセントの利益よりも、1パーセントの利益を積み上げていくことを目標にしましょう。