為替の動きのパターン
為替の動きを表したローソク足には、この形になったらこう動きやすい、というパターンがあります。
パターンの種類はいくつかありますが、代表的な形を知っていれば、トレードする時に有利になります。
三角保ち合い
三角保ち合いとは、高値・安値を更新することなく、少しずつ値幅が縮小していくパターン。
相場のエネルギーが蓄積されるので、上下に抜けた場合には、大きな値動きをしやすくなります。
大きなトレンドの方向へ付いていくようにしましょう。
ただし、高値を更新してすぐに戻る、などのダマシもあります。
Wトップ・Wボトム
Wボトムとは、安値→戻しの高値→安値と、2回同水準まで下落して底を確認すると、上昇の気配が濃厚になるパターン。
戻しの高値に逆指値でエントリー注文を入れておきましょう。
損切りの目安は安値です。
Wトップは、Wボトムと反対のパターン。
安値と高値を読み替えて考えましょう。
ヘッド&ショルダー
ヘッド&ショルダーとは、高値→さらに上の高値→最初の高値と、高値の山が人の肩と頭のように見えるパターン。
この時の安値(ネックライン)を割ると、頭からネックラインまでと同じ幅だけ落ちることが多くなっています。
ネックラインを割ったら、売りのエントリー注文を入れておきましょう。
なかなか下がらない場合でも、ネックラインがレジスタンスラインになるので、慌てずに待ちます。